1月29日~2月2日のメニュー

2月2日の献立はかて飯、牛乳、鰯のサクサク揚げ、こずゆ、福豆です。こずゆは福島県の郷土料理です。現代は鉄道や高速道路、飛行機などの交通が発達したり、冷蔵や冷凍技術が進歩したりしているので、遠くの食べ物でも簡単に食べることが出来ます。しかし、江戸時代や明治時代では近くで獲れたものしか食べることができませんでした。こずゆが誕生した福島県の会津地方は海が無く、一番近い海まで100キロもあるので、新鮮な海産物を食べることが難しかったそうです。このため、お祝いの時には海で獲れたものを、干物にして、それを材料にしたそうです。こずゆには乾燥した帆立が入っています。帆立は乾燥すると、旨味が増します。折しも外は雪景色、会津の人になったつもりで食べました。

 

2月1日の献立はピザトースト、牛乳、ポトフ、みかんです。ピザの発祥の国はイタリアで、フォカッチャのような、堅めのパンにトマトソースやチーズを乗せて、釜で焼いたものが始まりだと言われています。日本でピザが食べられるようになったのは、40年くらい前からですが。その後のイタリア料理がブームになったり、冷凍食品が開発されたり、家まで宅配してくれる会社が多くできたのが、一般的になった理由です。日本人が和食を大事にするように、イタリアの人もピザを大事にしているので、地域によって材料や作り方を細かく決めて、守っているようです。今日のピザトーストは食パンにトマトソースやチーズを乗せて焼きました。オーブンから出来立てを数えながら、「今!子どもたちに食べてもらいな~」と思いました。昨晩はきれいな皆既月食が見られましたね。

1月31日の献立はご飯、牛乳、いなだの照り焼き、切昆布の煮物、せんべい汁です。今日の魚のイナダは出世魚と言われる縁起の良いさかなです。出世魚とは成長して大きくなると呼び名が変わる魚のことです。卵から産まれたときは「モジャコ」と呼ばれ、35センチまでを「ワカシ」といいます。それから60センチまでを「イナダ」、80センチまでが「ワラサ」、そして80センチ以上の大型になると「ブリ」と呼ばれます。ブリの名前は魚に脂が多いことからブリになったという説もあるくらい脂が多い魚で、12月からの寒い時期によく食べられる魚です。北陸ではブリがないと正月料理にならない、とまで言われているそうです。今晩、晴れて皆既月食が見られるといいですね。

 

1月30日の献立はコーン味噌ラーメン、牛乳、根菜のさっぱり炒め、小松菜とチーズのマフィンです。毎月30日は「味噌の日」です。味噌のルーツは中国だといわれていますが、日本で改良を重ねて独自の作り方ができあがりました。鎌倉時代の武士の食事は一汁一菜といわれ、1日に5合の玄米ご飯と味噌汁に魚の干物がという献立が主流でした。今と比べると物足りないように感じるかもしれませんが、この食事が日本人の食事の基本になって、現代まで受け継がれています。根菜のさっぱり炒めに蓮根が使われているのですが、色白に仕上げるのに並々ならない苦労があります。何故なら鉄釜で蓮根を炒めると鉄と反応して、アッという間に黒くなってしまうのです。どうすれば白いままなのか・・・、それはまたの機会。

 

1月29日の献立はコッペパン、マーガリン、牛乳、鯨の竜田おろしがけ、すいとんです。1月24日から一週間は全国学校給食週間です。24日水曜日のおにぎり給食は初めての給食を再現したものでしたが、今日は60年前の昭和30年代の給食を再現しました。この頃は捕鯨が盛んで、鯨肉が一般的で、給食にも豚肉や鶏肉、牛肉と同じくらい使われていました。中でも当時の子どもたちに喜ばれていたのが、「鯨の竜田揚げ」です。鯨肉にしょうが醤油で下味をつけたもに、カタクリ粉をつけてあげます。パンも今のような色々なパンは無く、ほとんどコッペパンでときどき食パンが登場していました。食器は金属性で直ぐに冷めてしまうし、なにより見栄えが悪かったそうです。今は強化磁器なのでとてもきれいですが、割れやすいので注意が必要ですね。

更新日:2018年02月05日 11:53:03