10月1日~10月5日の給食

 10月5日の献立は、ごはん、牛乳、さんまのかば焼き、五目きんぴら、すまし汁です。ごぼうは秋から冬にかけて多く出回りますが、全国1位の出荷量を誇るのは青森県です。食物繊維が豊富で、腸内の掃除をしてくれる働きがあるため、便秘をふせいだり、腸内での糖分吸収を遅くし、急激な血糖値の上昇をおさえる「イヌリン」という成分も多く含まれています。今日はごぼうのほかにも食物繊維が多い、にんじんやこんにゃく、たけのこ、れんこんなどたくさんの根菜を使い「きんぴら」にしました。

 10月4日の献立は、地粉うどん、牛乳、けんちんうどん汁、小松菜の卵とじ、りんごです。小松菜は関東地方で古くから親しまれた野菜です。江戸時代に8代将軍 徳川 吉宗が鷹狩りで江戸川区の小松川を訪れたとき、すまし汁に入っていた青菜を気に入り、地名にちなんで「小松菜」と命名したと言われています。もともとは寒さに強い冬の野菜で、正月の雑煮によく使われていました。1年に何度も栽培でき、都内では江戸川区、葛飾区、足立区、埼玉県でも南部地域で盛んに作られています。繊維が少なく軟らかいので汁物の実やお浸しや油揚げと煮びたしにするなど、いろいろな料理に幅広く使える野菜です。今日は油で炒めた小松菜を卵とじにしました。

 10月3日の献立は、バターロールパン、牛乳、チリコンカン、ほうれん草サラダです。チリコンカンは、ひき肉と玉ねぎを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮した金時豆や赤いんげん豆やピントビーンズなどの豆を加えて煮込んだ料理で、アメリカのテキサス州でレシピが考案されたと言われています。現在もテキサス州で非常によく親しまれている料理であることから、「州の料理」に指定されているようです。ご飯はもちろん、パンやパスタなどにも合う料理です。今日はバターロールパンと組み合わせました。

 10月2日の献立は、ごはん、牛乳、おろしハンバーグ、カリフラワーのバターしょうゆ炒め、豆腐のみそ汁です。今日は大根おろしのお話です。大根はおろすことによって「イソチオシアネート」という辛味成分ができます。この成分は、殺菌作用や解毒作用、抗炎症作用があるといわれています。このため、昔からお肉やおさかな料理に大根おろしを添える習慣があるのは、食中毒予防の知恵だったといえます。ほかに免疫力を高めるビタミンCも含まれています。風邪の症状が悪くなるのを防ぎたいときや予防にも役立ちます。ビタミンCは、皮と身の間に最も多く含まれるため、皮ごとおろして食べるのがおすすめです。天ぷらなどの揚げ物に大根おろしが添えられているのは、大根に消化を助ける酵素が含まれているためです。大根おろしを一緒に食べることで胃腸への負担を軽くすることができます。今日はハンバーグに大根おろしのソースをかけました。

 10月1日の献立は、チャーハン、牛乳、ポークしゅうまい、チンゲン菜のたまごスープです。チャーハンは漢字で書くと「炒める」「飯」と書く中華料理で、鍋を熱して油をひき、溶き卵、ハムや焼き豚などの肉類、ネギなどの野菜、えび、カニなどの魚介類などと炊いたご飯を炒めたものです。チャーハンに似た料理に「ピラフ」がありますが、ピラフは生米、みじん切りの玉ねぎをバターで炒め、肉や野菜、スープを入れて弱火でじっくり炊く、洋風炊き込みご飯の一種です。チャーハンとピラフの違いは炊いたご飯を炒めて仕上げるか、生の米を炒めて炊き上げるかですが、出来上がりは同じように見えて、このように料理法が違います。今日はチャーハンですが、おいしくできるように給食用に作り方をアレンジしました。具を炒め、この時に材料から出たうま味の汁を入れてご飯を炊き、そこに具を戻して合わせました。

更新日:2018年10月05日 12:16:03