10月15日~10月19日の給食

 10月19日の献立は、吹き寄せごはん、牛乳、いかのかりん揚げ、じゃがいものみそ汁です。吹き寄せごはんは、紅葉した落ち葉が風で吹き寄せられる様子を表現したごはんで、紅葉した様子を表すために、銀杏や栗、きのこ類、にんじんなど秋を感じさせる食材が使われます。「吹き寄せ…」とつく料理はごはんだけでなく、煮物や汁物、お菓子などでも秋を表現するものとして作られます。今日の吹き寄せごはんにはさつまいも、にんじん、しめじを使いました。

 10月18日の献立は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、さばの塩焼き、切り昆布の煮物、厚揚げときのこのすまし汁です。昆布は冷たい海を好み、食用昆布の95%は北海道産です。種類もたくさんありますが、どの昆布もだしがよくとれるわけではなく、煮物に向くものや、刻み昆布やおぼろ昆布など、加工に向くものがあります。昆布は古代より神様へのお供え物や税金を払うものとして扱われた貴重な食べ物でした。そのため、「昆布ロード」をつくり、北海道松前産の昆布を越前敦賀に陸揚げして加工され、琵琶湖を経て、京に運んだそうです。これにより、昆布のとれない沖縄県でもよく食べられていました。今日は切り昆布をさつま揚げやにんじん、干ししいたけ、こんにゃくと炒め煮にしました。

 10月17日の献立は黒パン、牛乳、さけのマヨネーズ焼き、フレンチサラダ、ボルシチです。ボルシチは、ロシアを代表する料理の一つで、スープが赤い色をしているのが最大の特徴です。これはボルシチには欠かせない甜菜の一種である「ビーツ」が持つ色素によるものです。ボルシチのルーツは古代ローマにあるといわれています。甘いものは疲労回復に役立つことが知られていたため、農業と兵士の二束のわらじを履くことが多かった古代ローマの国民にとってボルシチは欠かせないものでした。ボルシチがロシアで愛される料理となったのもこの甘みに理由があるようです。寒い地方であるロシアやウクライナでは、体温を保つために温かく甘みのあるボルシチはとても良いスープだったのです。

 10月16日の献立は、地粉うどん、肉汁うどん汁、牛乳、こうのすブルーベリー蒸しパン、青菜炒めです。鴻巣市では、市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描く日として、鴻巣市・吹上町・川里町の1市2町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました.。今日の給食は「市民の日お祝い献立」です。鴻巣では、米やにんじん、玉ねぎ、じゃがいも、長ねぎ、ごぼうなどたくさんの野菜を作っています。その中でも「彩のかがやき」という米は1年間を通して給食で提供しています。地元で作ったものを地元で消費することを「地産地消」といいますが、地産地消は収穫してから遠くまで輸送する必要がないため、輸送のための費用が抑えられたり、新鮮なものを新鮮なうちに食べられたりできるメリットがあります。今日は川里 地域で生産された「ブルーベリー」を使った「こうのすブルーベリー蒸しパン」と鴻巣市内で生産された「長ねぎ」を使った「肉汁うどん」にしました。

 10月15日の献立は、ごはん、牛乳、カレイのレモン風味、五目煮豆、あさりのみそ汁です。カレイは忍者のように海底の砂に潜り、平たい身をかくしています。そこで、眼だけを砂から出してまわりを観察し、外敵から身を守ったり、エサが近づいてくるのを待ち構えます。カレイと似た魚にヒラメがいます。カレイやヒラメは、卵から孵化したときは普通の魚と同じように、眼は頭の左右にひとつづつあり、背びれを上にして泳いでいます。ところが、浮遊生活を送っている間に体が少しずつ平たくなっていき、それとともに眼が片側に寄っていきます。一般に「左ヒラメ、右カレイ」といわれるように、ヒラメは眼が左側に寄り、カレイは眼が右側に寄っていきます。眼の移動が完了するころには眼のある側の体は黒っぽくなり、裏側は白っぽくなり、海底生活に入るそうです。このため、上から見たときに右側に眼があるのが「カレイ」、左側に眼があるのが「ヒラメ」と見分けられます。不思議な生態の魚ですね。今日はカレイにでん粉をつけて油で揚げ、レモン風味のソースをかけました。 

更新日:2018年10月19日 12:12:59