12月3日~12月7日の給食

 12月7日の献立は、油麩丼、牛乳、白菜のみそ汁、きゅうりの漬物です。きょうの油麩丼に使っている「油麸」とは小麦粉のたんぱく質成分であるグルテンを揚げて作った「あげ麸」のことで、宮城県北部の登米地方の伝統食材です。フランスパンのような外見で、植物油で揚げるためヘルシーで素朴な味が楽しめます。その油麸を輪切りにして出汁で煮込み、ねぎと一緒に卵でとじ、ご飯にのせたものが登米名物「油麸丼」です。油麩丼の誕生は今から30年ほど前、地元の旅館のおかみが肉を食べられない人のためにカツ丼や親子丼の代わりとして提供し始めたのが最初とされ、その後は登米町の一般家庭にも浸透していったそうです。 今日は玉ねぎ、にんじん、干ししいたけ、グリンピースなどの野菜を使い、卵でとじました。

 12月6日の献立は、コッペパン、牛乳、ラザニア、ボイルブロッコリー、コンソメスープです。ラザニアはイタリアのカンパニア州ナポリの名物で、平たい板状のパスタを使った料理です。ラザニアの一般的な調理法は、ミートソース、ホワイトソース、チーズを順番に重ねてオーブンでじっくりと焼き上げて作ります。本場ではリコッタチーズ、モッツァレラチーズ、パルメザンチーズなど複数のチーズをミックスして使うのが一般的なのだそうです。今日は平たいパスタの代わりに餃子の皮を使用し、ベシャメルソース、給食室で手作りしたミートソース、ミックスチーズを重ねてオーブンで焼きました。

 12月5日の献立はごはん、牛乳、さけのねぎみそ焼き、昆布豆、沢煮椀です。さけは川で生まれた後、海に出て成長し、卵を産むころになると自分が生まれた川に戻ってきます。さけは嗅覚がすぐれていて、幼魚の時に川のにおいをかぎ、その記憶によって故郷の川に戻ってくるといわれています。日本の川で生まれたさけは広い海に出て、最初の夏をオホーツク海、冬から春を北太平洋、その後3~5年間、冬はアラスカ湾、夏はベーリング海で過ごし、生まれた川に戻っていき、卵を産むと、一生を終えるそうです。さけは毎年秋になると必ず川に帰ってくるため、さけが上る川の周辺地域の人々は、さけを自然からの贈り物として大切に食べてきました。大切な食糧だからこそ、身だけではなく皮や骨、内臓までうまく加工して食べきる方法が発達し、現在まで伝わっています。北海道では川の周辺にいる熊などの動物にとっても、貴重な栄養源になる魚です。今日はさけの切り身にねぎみそをつけて焼きました。

 12月4日の献立は地粉うどん、わかめうどん汁、牛乳、厚揚げの薬味ソースかけ、みかんです。わかめは深さ3~10メートルほどの海の中で生育していて、冬から春にかけて成長し、長さは1.5メートルから大きいものは4メートルにもなるそうです。いちばん大きくなる2月から4月に刈り取られるため、わかめをおいしく食べられる旬の時期は、成長した春です。それではここでみなさんにクイズです。わかめは食べるとみなさんな体の中でどんなはたらきをするでしょうか?答えは主にからだをつくるもとになります。わかめはとくに骨や歯をつくる「カルシウム」がたくさん含まれています。また、わかめを水につけたときにヌルヌルしたものが出てきますが、これは「アルギン酸」や「フコイダン」という成分で、食物繊維です。この食物繊維はとりすぎた脂肪やからだに害のあるものをからだの外に出すはたらきがあり、生活習慣病を予防してくれる優れものです。今日はわかめを使ったうどん汁です。

 12月3日の献立は、しゃくし菜チャーハン、牛乳、ししゃもの磯辺フライ、白菜と卵のとろみスープ、ハニーピーナッツです。しゃくし菜は白菜の仲間で、漬物用の野菜として昔から秩父地域で育てられてきました。正式な品種名は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」といいます。太くて白い株 元が「しゃもじ」の形に似ていることから、しゃくし菜とよばれるようになりました。白菜にはないシャキシャキした食感が特徴で、漬物にすると歯切れがよく風味が増すので、そのほとんどが漬物に加工され販売されています。漬物は炒めても美味しく、まんじゅうのあんとしても利用され、地域の食生活に欠かせない存在となっています。今日はチャーハンの具としてごはんと炒めました。

更新日:2018年12月10日 18:25:07