3月4日~3月8日の給食

  3月8日の献立は、ごはん、牛乳、五目厚焼き玉子、小松菜とひじきの炒め物、大根のみそ汁、小女子の佃煮です。佃煮は、小魚、小エビ、貝類、昆布などの水産物や野菜などの農産物に砂糖、しょうゆ、飴、みりん、調味料などで作られた濃厚な調味液を浸透させ甘辛く煮つめたもので、日本の「伝統の味」でもあります。佃煮発祥の地は東京で、佃島の漁民が、売り物にならない小魚等を保存もできる形で美味しく調理したのが「佃煮」という名前の由来といわれています。不漁の際の備蓄食品でもあったようで、安くて日もちもすると江戸中で評判を呼び、全国に広まっていったそうです。今日は「いかなご」の幼魚である「小女子」の佃煮です。

 3月7日の献立は、ホット中華めん、牛乳、野菜ラーメン、彩の国肉まん、千草炒めです。今日は「埼玉県の農産物」についてお話します。埼玉県は、首都圏の大消費地に近いという利点を生かした農業がさかんです。野菜、米、畜産物を中心に、麦、果物、花などバラエティゆたかな農産物が 県内各地で作られています。全国トップクラスのものも数多く、農林水産省の「生産農業所得統計」によると、平成27年の農産物では、「さといも」「こまつな」「ゆり」「パンジー」が全国1位です。また、「ねぎ」「ほうれんそう」「かぶ」「洋ラン」「チューリップ」が全国2位でした。このように、埼玉県の農業は、平坦な地形、穏やかな気候、肥沃な土壌などの恵まれた自然環境と、県全域が東京都心から100km圏内に位置する地理的条件を生かして発展してきました。給食ではできるだけ県内、市内で生産された食材を使うように心がけています。今日の肉まんは埼玉県産の小麦粉、豚肉を使ったものです。

 3月6日の献立は、しゃくし菜ごはん、牛乳、ぶりフライ、つぼん汁、いよかんです。しゃくし菜は白菜の仲間で、漬物用の野菜として、昔から秩父地域で育てられてきました。正式な品種名は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」といいます。太くて白い株元が「しゃもじ」の形に似ていることからしゃくし菜と呼ばれるようになりました。しゃくし菜はシャキシャキした食感が特徴で、漬物にすると歯切れがよく風味が増すので、ほとんどが漬物に加工して販売されています。漬物は炒めてもおいしく、まんじゅうのあんとしても利用され、地域の食生活に欠かせない存在になっています。今日はちりめんじゃこやにんじんといっしょに炒め、炊き込みごはんの具として混ぜました。

 3月5日の献立は、ごはん、牛乳、麻婆豆腐、中華スープです。麻婆豆腐は1862年、中国の成都市の北にある食堂で誕生しました。当時、この食堂のあたりは行商人が行き交い、ここを通る人たちがよく豆腐を買う光景が日常的にあったそうです。その光景を目にしていた食堂の奥さんが、豆腐を使った新しい料理ができないかと考えたそうです。そうして出来上がった豆腐料理は、色、見た目、香り、味、そのすべてにおいて完璧なまでに調和していて、たちまち人々の知るところとなり、やがて成都の名物料理になったそうです。この食堂の奥さんは「陳麻婆」というニックネームで呼ばれていたそうです。このことから陳麻婆がつくった豆腐料理ということで、「陳麻婆豆腐」と呼ばれるようになりました。日本には、四川省出身の 名料理人、 陳健民さんによって日本人向けにアレンジされた「麻婆豆腐」が人気となって広まり、今ではどこの家庭でも作られる料理となりました。

 3月4日の献立は、はちみつパン、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、バターコーン、ファイバースープです。はちみつは働き者の「みつばち」が集めた「花のみつ」で作られています。働き者のみつばちは天気の良い日は3キロくらいはなれた「お花畑」と自分たちの巣の間を50回くらい行ったり来たりして「花のみつ」を集めます。それでも1匹の「みつばち」が一生かかって集められるみつは、ティースプーン1杯分といわれています。花からみつを集めることはとても大変なことがわかりますね。今日はその貴重なはちみつを生地に練りこんで焼いた「はちみつパン」を提供しました。

更新日:2019年03月08日 15:55:52